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2008年01月05日
カスタム隷奴3/カスタム隷奴3
こんにちわ。「天壌ねい」です。
さて、カスタム隷奴Fの発売から1週間が過ぎましたが、いかがなものでしょう。
ご意見、ご感想がございましたらお気軽にサポートメールまでお寄せ頂ければ幸いです。
では、本題です。
F発売から数日後、気になるニュースを耳にしました。「Windows Vista RC1」の一般公開です。
気が付けば、Vista発売までもう4ヶ月なのですね。
個人的には新しいOSが発売されたら1年くらいは様子をみる人なので、重いとか互換性がどうだとかいうことを耳にするくらいで、特に興味は持っていなかったのですが、開発者の立場としてはそうも言っていられないようで、休日を利用して一足先に実験してみることにしました。
「メインPCにVistaインストールしてしまったよ~」とか「Vista出たらこのゲーム起動するの?」などと仰せられる方は参考にしてみては如何でしょう。
※実験に使用したVistaは32ビット版です。64ビット版では起動できません。
※以下の記事は筆者が個人的に実験した結果であり、動作を完全に保証するものではありません。
※以下をご試行なさった場合において、如何なる不具合、損害を被ったとしても弊社又は筆者は責任を負わないものと致します。
■調査環境
まず、実験に使用したパソコンのスペックをDxDiagから一部抜粋してみます。
Operating System: Windows Vista Ultimate (6.0, Build 5600) (5600.vista_rc1.060829-2230)
Language:Japanese
BIOS:Award Medallion BIOS v6.0
Processor:Intel Pentium III Processor, 1.0GHz
Display Devices:NVIDIA RIVA TNT2/TNT2 Pro
Disk Drives Drive: C:Total Space: 19.6 GB(NTFS)
Disk Drives Drive: D: Model: PIONEER DVD-ROM DVD-500M ATA Device
知人から譲られた、4世代くらい前のおんぼろパソコンです。98でも入っていたのではないでしょうか。
さて、問題がサウンドデバイスでした。実際は「Sound Blaster Live!」がPCIスロットに刺さっていたのですが、それがVista標準のドライバで認識されませんでした。(他の有用なドキュメントをご覧頂ければ、XP用のドライバをインストールするとかβ版のドライバをインストールするなど方法はあるようです。)
なので、ジャンク品で買ってきたUSBオーディオデバイスを利用することにします。
①インストール
DVD-ROMを挿入すると、[写真1]のようなダイアログが出現。セキュリティの為か自動でInstaller.exeは起動しません。「Installer.exe の実行」を選択すれば、インストーラが起動します。
[写真1]
さて、ここでポイント。インストール先はデフォルト(C:\Program Files\)とは別の場所に指定すると、後々面倒な事にならなくて済みます。(別記)
ここではCドライブの直下(C:\)にインストールすることにしてみます。
インストールは何事も無く無事に終了し、しっかり「C:\カスタム隷奴F\」にインストールできました。
デスクトップとスタートメニューのショートカットも正常に作成されています。
②起動
さて、ここからがちょっと問題でした。ショートカット又はCRF.exeを直接起動してもなかなかウィンドウが現れません。タスクマネージャで確認してみるとCRF.exeがCPU使用率80~90%を占めて、起動しようとはしているようですが…。
っということで、XPにもあった「互換モード」の設定をしてみることに。
ショートカット又はCRF.exeを右クリック→プロパティで[写真2]のように「視覚テーマを無効にします」にチェックを入れ「OK」。
見事(というべきかは不明ですが)、起動に成功したのでした。[写真3]
[写真2]
[写真3]
※テーマをクラシックにしていれば、この設定は要りませんでした。
③動作
問題なくプレイできます。セーブ・ロード、プラグインの導入、修正パッチの適応、挨拶ボイスの設定、読み込みも通常通り行うことができました。
■まとめ・Windows Vista RC1 でカスタム隷奴Fをプレイする場合
インストール先の変更と互換モードの視覚テーマを無効にすることがポイントのようです。
インストーラ起動
↓
インストール先をシステム管理下フォルダ以外に変更する(C:\)
↓
ショートカット、CRF.exeのどちらかを右クリック、プロパティの互換性タブから「視覚テーマを無効にします」のチェックを入れて「OK」
※テーマがクラシックの場合はこの設定は不要。
↓
ショートカット又はCRF.exeを起動
■おまけ・Program Filesにインストールした場合
さて、上記の通りインストール・設定すると快適にVista環境でも快適にプレイできると記述しましたが、デフォルトの
「C:\Program Files\」へインストールしてしまった場合、CRF.exeの振る舞いが少々変わります。
以前はCRFでセーブをすると、CRF.exeと同じフォルダ内にSaveDataフォルダが作成され、そこにセーブデータ(*.dat)が保存されるようになっていました。
しかし、Vistaではそこに作成されず「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\KISS\カスタム隷奴F\」に作成されてしまいます。
これはVistaの「仮想化」という技術が影響しているからのようです。(詳しくは他の有用なドキュメントが多数存在すると思いますので、そちらをご覧下さい。)
この機能による弊害としましては、
①ユーザーごとにセーブデータ、コンフィング設定データが変わります。
②アンインストール時に、セーブデータ系が自動削除できません。
これは弊社のゲームに限らず、Program Filesフォルダに入る全てのVistaを前提としていないアプリケーションで起こり得る現象かと思われます。
以上、Vistaでのカスタム隷奴Fの動作検証でした。
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| 2008年01月05日 (22:49)
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