2015年09月08日MODツールの使い方【Ver1.07対応版】

※「カスタムメイド3D2」の公式MODツールは提供を終了致しました。(2023年01月20日)

※Ver1.15から追加された「モデルも編集できるMODツール」の説明・サンプルはこちらです。


以下はVer1.04から追加されたテクスチャ限定のMOD機能の説明です。
MOD機能は段階的かつ実験的に製作・公開しており、現状、全ての機能がご利用頂ける状況ではありません。
現在はこちらのエントリで使用方法を説明致しております。

■更新履歴
[Ver1.08]
・「_Shininess」が使えなくなっていた問題を修正しました。
[Ver1.07]
・テクスチャ変更に対応しました。
[Ver1.04]
・モデルを読み込むタイプのパーツに対してテクスチャを変更することができます。

■MODの作り方

1.エディット画面で、キーボードの「M」キー「O」キー「D」キーを同時に押すと、MOD作成モードになります。
  MOD作成モードでは、画面左上に下図のような表示が出現します。同様のキー操作で終了します。

mod1.png



2.そのままMOD化したいパーツを選択して下さい。ヒロインにそのパーツを装着させます。



3.MODツールの一番左の項目に選択中のカテゴリ名(ここでは「mizugi」)が表示されていることを確認し、「ExportBase」を押します。「MODテンプレート出力完了」とダイアログが表示されると成功です。

mod2.png



4.3のダイアログに表示されていたパスに出力されたテキストファイルを開きます。
 ※UTF-8 BOM有り CR-LFで保存して下さい。

mod4.png

※今回、説明を簡略化する為、要らないプロパティの行頭にスラッシュを二つ記述し、コメントアウト化しています。
この場合、変更する個所は、「アイコン」と「_MainTex」に指定されている画像ファイル名を自分で用意した画像ファイル名に変更します。拡張子は必要です。



5.自分で用意した画像ファイルをテンプレートテキストファイルと同じフォルダ内に入れます。

mod5_20150821210019735.png



6.このフォルダの絶対パスをコピーし、エディット画面のMODツールに張り付けて、「Compile」ボタンを押します。「MODコンパイル完了」とダイアログが表示されると成功です。

mod6.png



※下図の様に乳首等の色差分があるパーツは2つのフォルダとテンプレートが出力されます。
 ファイル名に「folder」とついているテンプレートファイルは実質処理は行わず、色差分テンプレートを纏める役目をします。
 どちらも必要となりますので、コンパイルも2回、mod_*.modファイルも2つ必要となります。

mod9.png

mod10.png



※MODファイルはファイル名先頭に「mod_」があり、拡張子が「.mod」である必要があります。




■MODの使用方法

1.インストールフォルダ内に半角英字で「Mod」フォルダを作り、そこに「mod_*.mod」ファイルを入れます。
 ゲーム起動中に操作した場合は、一度エディット画面を終了し、再度エディット画面に入ると更新されます。

mod7.png



2.エディット画面で、追加されていることを確認してください。

mod8.png



■Ver1.07以降のテクスチャ変更につきまして

1.肌を例にとって説明します。
 元にしたい肌タイプと色を選択して下さい。(一度クリックして選び直してください)
 この時、「FREE」色を選択した状態で出力すると、「COLOR PALETTE」(以降無限色)に対応することも可能です。

mod1_20150908200532eb5.png

 ※テンプレート出力の際に時間が掛かる(応答なし)場合があります。

2.「テクスチャ変更」命令の引数は以下の通り4つ又は5つで、無限色に対応しない場合は5番目の引数は必要ありません。

 テクスチャ変更 <カテゴリ名> <マテリアル番号> <プロパティ名> <テクスチャ名> [<無限色ID>]

mod2_20150908201518161.png
※特に重要でない下2行はコメントアウト化しています。

3.無限色に対応する為には第5引数に無限色IDを指定して下さい。
 記述できる無限色IDは1行上のコメントに書いてあるものが利用できますが、基本的には出力時のまま利用して下さい。

mod3.png

4.現在装着されているパーツ(モデル)によって要求されるテクスチャが変わるものには「*」が付いています。
 この「*」は実行時に現在装着しているパーツ名に置換され、実際に必要なテクスチャ名となります。
 置換されるパーツ名(「*」が置き換わると予測される名前)は1行上のコメントに書いてあります。

mod4_20150908203734f27.png

 上図のコメントと命令の場合、準備する必要のあるテクスチャは、以下となります。

 face003_skin_002_mugen.png
 face004_skin_002_mugen.png
 face005_skin_002_mugen.png
 face006_skin_002_mugen.png
 face007_skin_002_mugen.png
 face008_skin_002_mugen.png

 ※赤文字が「*」に代わり、実行時に動的に要求される名前です。
 ※拡張子はpngで用意し、命令のテクスチャ名も.texではなく.pngに書き換えてください。
 ※「*」を使わない場合、現在の顔モデル名による自動テクスチャ変更は行われなくなり、どの顔モデルでも同一のテクスチャを参照することとなります。
 ※同一の概念で髪のテクスチャも変更が可能ですが、「*」に対応する為には大量のテクスチャの用意が必要となります。


■既知の問題・今後の予定

・めくれ&ずらし差分への対応(現在はめくれ&ずらしが発生すると正規のものに一時的に戻ります)
・テクスチャ作成時の指針となる機能の提供
・タトゥー、ホクロ等の貼り付け系パーツへの対応

※現在開発停止中です。


※MODツール、MODファイルのサポートは致しかねます。
※MODの規約や今後の予定などはこちらもご覧ください


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過去の記事 | 2015年09月08日 (21:10)
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