2015年08月14日OculusRiftをご購入検討のお客様へ
昨日は「電気街祭り2015夏」、KISSブースへお越し頂き誠にありがとうございました。
VR体験された方の中には、OculusRift(オキュラスリフト)に強い興味を持たれた方もいらっしゃるかと存じます。
我々もVR体験会を開催し、普及を目指している以上、正しいOculusRiftの知識を広めるのも一つの役目かと思っております。

■OculusRiftとは?

OculusRiftは米国OculusVR社が開発を進めているVRヘッドマウントディスプレイというジャンルの商品です。
高い視野角での立体視、高いヘッドトラッキング・ヘッドポジショントラッキング性能が特徴の商品です。
ゴーグルの様に目に装着することにより、高視野角で立体映像が広がり、まるでその場に居るような高い没入感を得られます。
 →公式 OculusRift


年表としては、以下の通りです。
2013年 OculusRift DK1 開発者向けに発売(一般の個人・企業でも購入可能)
2014年 OculusRift DK2 開発者向けに発売(一般の個人・企業でも購入可能)
2016年 Rift 製品版発売予定(来年初頭)

(現在クローズドなプロトタイプは一般の個人・企業は購入不可能)

■一般個人でも購入できるなら OculusRift DK2 買ってみようかな→少々お待ちください!

まずは、2015年8月現在、販売されている「OculusRiftDK2」がどういう趣旨の製品なのか、公式のFAQをご覧ください。
 →公式 Oculus Rift Development Kit 2に関するよくある質問

現在個人でも購入できる「DK2」という商品は特に「開発者向けであること」を理解して頂く必要があります。
OculusVR社の方針としては、開発を目的としない購入はおすすめしていません。

我々も正直な所、「DK2は素晴らしいので、余裕のある人には開発せずとも買ってもらっても良いのではないか」という認識がありました。しかし、製品版プロトタイプCrescentBayの体験で「開発者以外がDK2を安易に買ってはいけない理由」がわかってきました。

■現行DK2とRift製品版での違い

私感としては、製品版とDK2とではあまりにも体感の差が異なります
それはイベントなどで特別に公開されている製品版プロトタイプCrescentBayでの体験で解ります!

①段違いの軽さ!
②解像度の向上!
③ヘッドトラッキング性能の向上!

他にも顔への負担・酔いの軽減・没入感に対する改善は数えきれないほどあります!
ほぼDK2とは別物です。
専用コントローラ「OculusTouch」も気になりますね。

■OculusRiftDK2を購入すべきか

「OculusRift向けソフトを開発したい!製品版が出た時にすぐ遊んでもらいたい!」
→今が買いです。DK2を使ってRift向けコンテンツを共に開発しましょう!

「ソフト作るつもりはないけど、なんだか凄いとのうわさだから買ってみようかな。」
→来年初頭の製品版をお待ちください。
→PCスペックも必要であることをご理解下さい。

「ソフト作れないけど、喉から手が出る程欲しい、DK2と製品版の違いはなんとなく理解しているよ!」
→製品版をお待ち頂いた方が良いと思いますが、ニュースサイト等で公開されているプロトタイプの体験記事等をまずはお読み頂き、DK2とは別物であることを理解した上で、お金とPCスペックに余裕があれば導入も良いのではないでしょうか。

以上を踏まえて、まずは製品版をお待ち頂くのがおすすめです。
VR開発者の方は是非、我々と共にVR発展の為、コンテンツ製作に力を入れましょう。

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過去の記事 | 2015年08月14日 (15:13)
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